スーラ・アル=カラム(Al-Qalam) سُورَة القلم

スーラ・アル=カラムは、クルアーンの第68章であり、マッカで啓示されました。これは52の節で構成され、預言者の道徳的性格、信仰の力、そして信仰を拒む者への警告を論じています。

アル・カラム(筆章) — سُورَةُ القلم

別名: Nūn(ヌーン), Nūn wa al-Qalam(ヌーンとペン)

إِنَّ رَبَّكَ هُوَ أَعْلَمُ بِمَنْ ضَلَّ عَنْ سَبِيلِهِ وَهُوَ أَعْلَمُ بِالْمُهْتَدِينَ ٧ i

68:七

本当にあなたの主は,道から迷い去った者を,最もよく知っておられ,また導かれている者を最もよく知り尽される方である。 (七)

وَدُّوا لَوْ تُدْهِنُ فَيُدْهِنُونَ ٩ i

68:九

かれらの願いは,あなたが歩・寄ることで,そうなればかれらも妥協したいのである。 (九)

وَلَا تُطِعْ كُلَّ حَلَّافٍ مَهِينٍ ١٠ i

68:十

あなたは,卑劣な誓いをたてるどんな者にも屈従してはならない。 (十)

أَنْ كَانَ ذَا مَالٍ وَبَنِينَ ١٤ i

68:十四

富と(多くの)子女を持っているために(そうである,これらの者に従ってはならない)。 (十四)

إِذَا تُتْلَىٰ عَلَيْهِ آيَاتُنَا قَالَ أَسَاطِيرُ الْأَوَّلِينَ ١٥ i

68:十五

かれにわが印が読唱されると,「それは昔の物語です。」と言う。 (十五)

إِنَّا بَلَوْنَاهُمْ كَمَا بَلَوْنَا أَصْحَابَ الْجَنَّةِ إِذْ أَقْسَمُوا لَيَصْرِمُنَّهَا مُصْبِحِينَ ١٧ i

68:十七

本当にわれは,(果樹)園の持ち主を試・たように,かれらを試・た。かれらが,早朝にそれ(果物)を収穫することを誓った時に, (十七)

فَطَافَ عَلَيْهَا طَائِفٌ مِنْ رَبِّكَ وَهُمْ نَائِمُونَ ١٩ i

68:十九

それでかれらが眠っている間に,あなたの主からの天罰がそれを襲った。 (十九)

أَنِ اغْدُوا عَلَىٰ حَرْثِكُمْ إِنْ كُنْتُمْ صَارِمِينَ ٢٢ i

68:二十二

「もし収穫するのならあなたがたの畑に急ぎましょう。」 (二十二)

أَنْ لَا يَدْخُلَنَّهَا الْيَوْمَ عَلَيْكُمْ مِسْكِينٌ ٢٤ i

68:二十四

「今日は一人の貧乏人も,あの(果樹園)に入らせてはなりません。」 (二十四)

فَلَمَّا رَأَوْهَا قَالُوا إِنَّا لَضَالُّونَ ٢٦ i

68:二十六

だがかれらがそれを見た時,言った。「わたしたちは,道を間違えている。 (二十六)

قَالَ أَوْسَطُهُمْ أَلَمْ أَقُلْ لَكُمْ لَوْلَا تُسَبِّحُونَ ٢٨ i

68:二十八

かれらの中,すこし穏やかな一人が言った。「あなたがたはどうして(主を)讃えないのかと,わたしが言ったのに。」 (二十八)

قَالُوا سُبْحَانَ رَبِّنَا إِنَّا كُنَّا ظَالِمِينَ ٢٩ i

68:二十九

かれらは,「わたしたちの主を讃える。本当にわたしたちは不義でありました。」と言った。 (二十九)

فَأَقْبَلَ بَعْضُهُمْ عَلَىٰ بَعْضٍ يَتَلَاوَمُونَ ٣٠ i

68:三十

そこでかれらは,栗いに責め合い始めた。 (三十)

قَالُوا يَا وَيْلَنَا إِنَّا كُنَّا طَاغِينَ ٣١ i

68:三十一

かれらは言った。「ああ悲しい,わたしたちは本当に横柄でした。 (三十一)

عَسَىٰ رَبُّنَا أَنْ يُبْدِلَنَا خَيْرًا مِنْهَا إِنَّا إِلَىٰ رَبِّنَا رَاغِبُونَ ٣٢ i

68:三十二

主はこれに代る,更に良い(果樹園)を与えられるかもしれない。本当にわたしたちは,(悔悟して)主に嘆願します。」 (三十二)

كَذَٰلِكَ الْعَذَابُ ۖ وَلَعَذَابُ الْآخِرَةِ أَكْبَرُ ۚ لَوْ كَانُوا يَعْلَمُونَ ٣٣ i

68:三十三

このようなものが,(現世の)懲罰である。だが来世の懲罰は更に大きなものである。もしかれらに分っていたならば。 (三十三)

إِنَّ لِلْمُتَّقِينَ عِنْدَ رَبِّهِمْ جَنَّاتِ النَّعِيمِ ٣٤ i

68:三十四

本当にアッラーを畏れる者に対しては,主の御許に喜こびの楽園があろう。 (三十四)

أَفَنَجْعَلُ الْمُسْلِمِينَ كَالْمُجْرِمِينَ ٣٥ i

68:三十五

われは信心深い者たちを,罪人のように扱うとでもいうのか。 (三十五)

مَا لَكُمْ كَيْفَ تَحْكُمُونَ ٣٦ i

68:三十六

あなたがたはどうしたのか。あなたがたはどう判断するのか。 (三十六)

أَمْ لَكُمْ كِتَابٌ فِيهِ تَدْرُسُونَ ٣٧ i

68:三十七

それともあなたがたには,学ぶに足りる啓典があるのか。 (三十七)

إِنَّ لَكُمْ فِيهِ لَمَا تَخَيَّرُونَ ٣٨ i

68:三十八

あなたがたが選ぶものは,何でもその啓典の中にあるのか。 (三十八)

أَمْ لَكُمْ أَيْمَانٌ عَلَيْنَا بَالِغَةٌ إِلَىٰ يَوْمِ الْقِيَامَةِ ۙ إِنَّ لَكُمْ لَمَا تَحْكُمُونَ ٣٩ i

68:三十九

それともあなたがたは,審判の日まで有効な誓約をわれと結んだのか。あなたがたが思慮分別することは,確かにあなたがたのものになるのか。 (三十九)

سَلْهُمْ أَيُّهُمْ بِذَٰلِكَ زَعِيمٌ ٤٠ i

68:四十

(ムハンマドよ)かれらに問え。「かれらの誰がそれを保証するのですか。」 (四十)

أَمْ لَهُمْ شُرَكَاءُ فَلْيَأْتُوا بِشُرَكَائِهِمْ إِنْ كَانُوا صَادِقِينَ ٤١ i

68:四十一

または,かれらは(主に)配するものがあるのか。かれらが正しいのなら,その配するものを連れて来させなさい。 (四十一)

يَوْمَ يُكْشَفُ عَنْ سَاقٍ وَيُدْعَوْنَ إِلَى السُّجُودِ فَلَا يَسْتَطِيعُونَ ٤٢ i

68:四十二

脛が,現わにされる日(を思いなさい)。かれらはサジダするよう求められる。だがかれらには出来ないであろう。 (四十二)

خَاشِعَةً أَبْصَارُهُمْ تَرْهَقُهُمْ ذِلَّةٌ ۖ وَقَدْ كَانُوا يُدْعَوْنَ إِلَى السُّجُودِ وَهُمْ سَالِمُونَ ٤٣ i

68:四十三

かれらは目を伏せ,屈辱を被るであろう。サジダするよう,確かにかれらは呼びかけられていた。その時五体満足なのに(拒否した)。 (四十三)

فَذَرْنِي وَمَنْ يُكَذِّبُ بِهَٰذَا الْحَدِيثِ ۖ سَنَسْتَدْرِجُهُمْ مِنْ حَيْثُ لَا يَعْلَمُونَ ٤٤ i

68:四十四

そこでこの御言葉(クルアーン)を虚偽であるとする者をわれに任せよ。われはかれらが気付かない方面から,一歩一々(堕落に)導き, (四十四)

وَأُمْلِي لَهُمْ ۚ إِنَّ كَيْدِي مَتِينٌ ٤٥ i

68:四十五

かれらを猶予するであろう。本当にわれの計略は強く確かである。 (四十五)

أَمْ تَسْأَلُهُمْ أَجْرًا فَهُمْ مِنْ مَغْرَمٍ مُثْقَلُونَ ٤٦ i

68:四十六

それともあなたがかれらに報酬を求め,それでかれらは負担を課せられたのか。 (四十六)

أَمْ عِنْدَهُمُ الْغَيْبُ فَهُمْ يَكْتُبُونَ ٤٧ i

68:四十七

また幽玄界がかれらの手元にあり,それでかれらは(それを)書き下すことが出来るのか。 (四十七)

فَاصْبِرْ لِحُكْمِ رَبِّكَ وَلَا تَكُنْ كَصَاحِبِ الْحُوتِ إِذْ نَادَىٰ وَهُوَ مَكْظُومٌ ٤٨ i

68:四十八

だから忍耐して,あなたの主の命令を待て。魚の友のようであってはならない。苦しさの余り(かれが)叫んだ時(のように)。 (四十八)

لَوْلَا أَنْ تَدَارَكَهُ نِعْمَةٌ مِنْ رَبِّهِ لَنُبِذَ بِالْعَرَاءِ وَهُوَ مَذْمُومٌ ٤٩ i

68:四十九

主からの恩恵がかれに達しなかったならば,かれは罪を負わされ,不面目に不毛の地に捨てられたであろう。 (四十九)

فَاجْتَبَاهُ رَبُّهُ فَجَعَلَهُ مِنَ الصَّالِحِينَ ٥٠ i

68:五十

このように主は,かれを選び正義の徒の一人となされた。 (五十)

وَإِنْ يَكَادُ الَّذِينَ كَفَرُوا لَيُزْلِقُونَكَ بِأَبْصَارِهِمْ لَمَّا سَمِعُوا الذِّكْرَ وَيَقُولُونَ إِنَّهُ لَمَجْنُونٌ ٥١ i

68:五十一

不信心者は警告を聞く時,その(物凄い)目付きで,あなたを凡んど倒れんばかりにする。かれらは言う。「本当にかれは憑かれた者です。」 (五十一)

وَمَا هُوَ إِلَّا ذِكْرٌ لِلْعَالَمِينَ ٥٢ i

68:五十二

だが,この(クルアーン)こそは,万有のための訓戒に外ならない。 (五十二)