アル・ハッカ(真実章) — سُورَةُ الحاقة
الْحَاقَّةُ i
ヌーン。筆に誓けて,また書いたものにおいて誓う。 (一)
مَا الْحَاقَّةُ i
主の恩恵において,あなたは気違いではない。 (二)
وَمَا أَدْرَاكَ مَا الْحَاقَّةُ i
いや,本当にあなたには,尽きない報奨があろう。 (三)
كَذَّبَتْ ثَمُودُ وَعَادٌ بِالْقَارِعَةِ i
本当にあなたは,崇高な徳性を備えている。 (四)
فَأَمَّا ثَمُودُ فَأُهْلِكُوا بِالطَّاغِيَةِ i
やがてあなたは見よう,かれらもまた見るであろう。 (五)
وَأَمَّا عَادٌ فَأُهْلِكُوا بِرِيحٍ صَرْصَرٍ عَاتِيَةٍ i
あなたがたの誰が気違いであるかを。 (六)
سَخَّرَهَا عَلَيْهِمْ سَبْعَ لَيَالٍ وَثَمَانِيَةَ أَيَّامٍ حُسُومًا فَتَرَى الْقَوْمَ فِيهَا صَرْعَىٰ كَأَنَّهُمْ أَعْجَازُ نَخْلٍ خَاوِيَةٍ i
本当にあなたの主は,道から迷い去った者を,最もよく知っておられ,また導かれている者を最もよく知り尽される方である。 (七)
فَهَلْ تَرَىٰ لَهُمْ مِنْ بَاقِيَةٍ i
それであなたは(真理を)否認する者に従ってはならない。 (八)
وَجَاءَ فِرْعَوْنُ وَمَنْ قَبْلَهُ وَالْمُؤْتَفِكَاتُ بِالْخَاطِئَةِ i
かれらの願いは,あなたが歩・寄ることで,そうなればかれらも妥協したいのである。 (九)
فَعَصَوْا رَسُولَ رَبِّهِمْ فَأَخَذَهُمْ أَخْذَةً رَابِيَةً i
あなたは,卑劣な誓いをたてるどんな者にも屈従してはならない。 (十)
إِنَّا لَمَّا طَغَى الْمَاءُ حَمَلْنَاكُمْ فِي الْجَارِيَةِ i
中傷し,悪口を言い歩く者, (十一)
لِنَجْعَلَهَا لَكُمْ تَذْكِرَةً وَتَعِيَهَا أُذُنٌ وَاعِيَةٌ i
善事を妨げ,掟に背く罪深い者, (十二)
فَإِذَا نُفِخَ فِي الصُّورِ نَفْخَةٌ وَاحِدَةٌ i
乱暴(残虐)な者,その外素性の卑しい者, (十三)
وَحُمِلَتِ الْأَرْضُ وَالْجِبَالُ فَدُكَّتَا دَكَّةً وَاحِدَةً i
富と(多くの)子女を持っているために(そうである,これらの者に従ってはならない)。 (十四)
فَيَوْمَئِذٍ وَقَعَتِ الْوَاقِعَةُ i
かれにわが印が読唱されると,「それは昔の物語です。」と言う。 (十五)
وَانْشَقَّتِ السَّمَاءُ فَهِيَ يَوْمَئِذٍ وَاهِيَةٌ i
やがてわれは,鼻の上に焼印を押すであろう。 (十六)
وَالْمَلَكُ عَلَىٰ أَرْجَائِهَا ۚ وَيَحْمِلُ عَرْشَ رَبِّكَ فَوْقَهُمْ يَوْمَئِذٍ ثَمَانِيَةٌ i
本当にわれは,(果樹)園の持ち主を試・たように,かれらを試・た。かれらが,早朝にそれ(果物)を収穫することを誓った時に, (十七)
يَوْمَئِذٍ تُعْرَضُونَ لَا تَخْفَىٰ مِنْكُمْ خَافِيَةٌ i
(アッラーの御望・ならば)と,条件を付けることをしなかった。 (十八)
فَأَمَّا مَنْ أُوتِيَ كِتَابَهُ بِيَمِينِهِ فَيَقُولُ هَاؤُمُ اقْرَءُوا كِتَابِيَهْ i
それでかれらが眠っている間に,あなたの主からの天罰がそれを襲った。 (十九)
إِنِّي ظَنَنْتُ أَنِّي مُلَاقٍ حِسَابِيَهْ i
それで朝には,それは摘・取られたようになった。 (二十)
فَهُوَ فِي عِيشَةٍ رَاضِيَةٍ i
早朝かれらは栗いに叫んだ。 (二十一)
فِي جَنَّةٍ عَالِيَةٍ i
「もし収穫するのならあなたがたの畑に急ぎましょう。」 (二十二)
قُطُوفُهَا دَانِيَةٌ i
そこでかれらは低声に囁き合って出かけた。 (二十三)
كُلُوا وَاشْرَبُوا هَنِيئًا بِمَا أَسْلَفْتُمْ فِي الْأَيَّامِ الْخَالِيَةِ i
「今日は一人の貧乏人も,あの(果樹園)に入らせてはなりません。」 (二十四)
وَأَمَّا مَنْ أُوتِيَ كِتَابَهُ بِشِمَالِهِ فَيَقُولُ يَا لَيْتَنِي لَمْ أُوتَ كِتَابِيَهْ i
かれらは強く心に決めて,朝早く出て行った。 (二十五)
وَلَمْ أَدْرِ مَا حِسَابِيَهْ i
だがかれらがそれを見た時,言った。「わたしたちは,道を間違えている。 (二十六)
يَا لَيْتَهَا كَانَتِ الْقَاضِيَةَ i
いや,わたしたちは(収穫物を)奪われた。」 (二十七)
مَا أَغْنَىٰ عَنِّي مَالِيَهْ ۜ i
かれらの中,すこし穏やかな一人が言った。「あなたがたはどうして(主を)讃えないのかと,わたしが言ったのに。」 (二十八)
هَلَكَ عَنِّي سُلْطَانِيَهْ i
かれらは,「わたしたちの主を讃える。本当にわたしたちは不義でありました。」と言った。 (二十九)
خُذُوهُ فَغُلُّوهُ i
そこでかれらは,栗いに責め合い始めた。 (三十)
ثُمَّ الْجَحِيمَ صَلُّوهُ i
かれらは言った。「ああ悲しい,わたしたちは本当に横柄でした。 (三十一)
ثُمَّ فِي سِلْسِلَةٍ ذَرْعُهَا سَبْعُونَ ذِرَاعًا فَاسْلُكُوهُ i
主はこれに代る,更に良い(果樹園)を与えられるかもしれない。本当にわたしたちは,(悔悟して)主に嘆願します。」 (三十二)
إِنَّهُ كَانَ لَا يُؤْمِنُ بِاللَّهِ الْعَظِيمِ i
このようなものが,(現世の)懲罰である。だが来世の懲罰は更に大きなものである。もしかれらに分っていたならば。 (三十三)
وَلَا يَحُضُّ عَلَىٰ طَعَامِ الْمِسْكِينِ i
本当にアッラーを畏れる者に対しては,主の御許に喜こびの楽園があろう。 (三十四)
فَلَيْسَ لَهُ الْيَوْمَ هَاهُنَا حَمِيمٌ i
われは信心深い者たちを,罪人のように扱うとでもいうのか。 (三十五)
وَلَا طَعَامٌ إِلَّا مِنْ غِسْلِينٍ i
あなたがたはどうしたのか。あなたがたはどう判断するのか。 (三十六)
لَا يَأْكُلُهُ إِلَّا الْخَاطِئُونَ i
それともあなたがたには,学ぶに足りる啓典があるのか。 (三十七)
فَلَا أُقْسِمُ بِمَا تُبْصِرُونَ i
あなたがたが選ぶものは,何でもその啓典の中にあるのか。 (三十八)
وَمَا لَا تُبْصِرُونَ i
それともあなたがたは,審判の日まで有効な誓約をわれと結んだのか。あなたがたが思慮分別することは,確かにあなたがたのものになるのか。 (三十九)
إِنَّهُ لَقَوْلُ رَسُولٍ كَرِيمٍ i
(ムハンマドよ)かれらに問え。「かれらの誰がそれを保証するのですか。」 (四十)
وَمَا هُوَ بِقَوْلِ شَاعِرٍ ۚ قَلِيلًا مَا تُؤْمِنُونَ i
または,かれらは(主に)配するものがあるのか。かれらが正しいのなら,その配するものを連れて来させなさい。 (四十一)
وَلَا بِقَوْلِ كَاهِنٍ ۚ قَلِيلًا مَا تَذَكَّرُونَ i
脛が,現わにされる日(を思いなさい)。かれらはサジダするよう求められる。だがかれらには出来ないであろう。 (四十二)
تَنْزِيلٌ مِنْ رَبِّ الْعَالَمِينَ i
かれらは目を伏せ,屈辱を被るであろう。サジダするよう,確かにかれらは呼びかけられていた。その時五体満足なのに(拒否した)。 (四十三)
وَلَوْ تَقَوَّلَ عَلَيْنَا بَعْضَ الْأَقَاوِيلِ i
そこでこの御言葉(クルアーン)を虚偽であるとする者をわれに任せよ。われはかれらが気付かない方面から,一歩一々(堕落に)導き, (四十四)
لَأَخَذْنَا مِنْهُ بِالْيَمِينِ i
かれらを猶予するであろう。本当にわれの計略は強く確かである。 (四十五)
ثُمَّ لَقَطَعْنَا مِنْهُ الْوَتِينَ i
それともあなたがかれらに報酬を求め,それでかれらは負担を課せられたのか。 (四十六)
فَمَا مِنْكُمْ مِنْ أَحَدٍ عَنْهُ حَاجِزِينَ i
また幽玄界がかれらの手元にあり,それでかれらは(それを)書き下すことが出来るのか。 (四十七)
وَإِنَّهُ لَتَذْكِرَةٌ لِلْمُتَّقِينَ i
だから忍耐して,あなたの主の命令を待て。魚の友のようであってはならない。苦しさの余り(かれが)叫んだ時(のように)。 (四十八)
وَإِنَّا لَنَعْلَمُ أَنَّ مِنْكُمْ مُكَذِّبِينَ i
主からの恩恵がかれに達しなかったならば,かれは罪を負わされ,不面目に不毛の地に捨てられたであろう。 (四十九)
وَإِنَّهُ لَحَسْرَةٌ عَلَى الْكَافِرِينَ i
このように主は,かれを選び正義の徒の一人となされた。 (五十)
وَإِنَّهُ لَحَقُّ الْيَقِينِ i
不信心者は警告を聞く時,その(物凄い)目付きで,あなたを凡んど倒れんばかりにする。かれらは言う。「本当にかれは憑かれた者です。」 (五十一)
فَسَبِّحْ بِاسْمِ رَبِّكَ الْعَظِيمِ i
だが,この(クルアーン)こそは,万有のための訓戒に外ならない。 (五十二)